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10.112006
ポータブルトイレ「病状・症状・身体状況の問題とその効果1」
「 住み慣れた我が家のトイレで快適に排泄したい 」
これは誰もが望むことですよね
身体状況や住環境などの面で
ポータブルトイレを導入した方が
転倒や失禁などのリスクを軽減できるケースが
多くあります。
そこで、そのポータブルトイレの有効活用によって、
心身の自立支援や、介護負担の軽減が可能になった
≪ 導入事例とその選び方 ≫
について、ご紹介したいと思います
1-1 【 病状・症状・身体状況の問題とその効果 】について
① 夜間頻尿
⇒ 転倒の危険が減ったため、今まではなかなか歩こうとしなかったが
室内のポータブルトイレまでなら歩こうとする意欲が出てきた
(自立支援)
⇒ 家族を起こさなくても自分で排泄できるようになった
(介護負担の軽減)
② おしっこが近くて便所まで間に合わない
⇒ ポータブルトイレを使用するようになって、尿意を感じたら、
すぐに排泄できるようになり、失禁がなくなった
(重度化の予防)
③ 尿意があるのにおむつを外せない
⇒ 夜間はベッドサイドのポータブルトイレに介助なしで
座位移乗することにより、自分で排泄出来るようになった
(自立支援・介護負担の軽減・重度化の予防)
④ 気温変化に弱く、症状の悪化が心配
⇒ 室内にポータブルトイレを置くことで、急激な温度変化を
避けることができ、心臓への負担が解消出来たので、
我慢しなくなった
(重度化の予防)
⑤ ふらつきがあり、常に転倒しやすい
⇒ 転倒の危険が減ったため、今まではなかなか歩こうとしなかったが、
室内または横の廊下に置いてあるポータブルトイレまでなら
歩こうとする意欲が出てきた
(自立支援・重度化の予防)
⑥ 呼吸器障害で息切れする
⇒ 介助がなくても室内のポータブルトイレなら自分で歩くことが
出来るとともに排泄も出来るようになった
(自立支援)
⑦ 病気で体力が低下している
⇒ ベッドサイドのポータブルトイレに移乗することによって、
転倒の危険性がなくなったので、自分で排泄出来るようになった
(自立支援)
長過ぎるので、一旦ここまでとしますね
次回
1-2【 病状・症状・身体状況の問題とその効果 】へ続きます