ブログ
10.252006
ポータブルトイレ「病状・症状・身体状況の問題とその効果2」
久しぶりの晴れ晴れした天気
気分爽快ですね
ようやく洗濯物を外で干せますね
さぁ~て、
今日は、文字だらけのマジメなお話といきましょうか
我慢してお付き合い下さいね
では。。。
≪ ポータブルトイレの導入事例と選び方 ≫の続きです。
1-2 【 病状・症状・身体状況の問題とその効果 】について
⑧ パーキンソン病でつまづきやすい
⇒介助がなくてもベッドサイドのポータブルトイレに移乗して
自分でも排泄できるようになったので転倒防止に繋がった
(自立支援・介護負担の軽減・重度化の予防)
⑨ 廃用性の筋力低下で便所までの歩行が困難
⇒当初はベッドサイドのポータブルトイレに、
座位で移乗していたが、自分で移乗するという意欲が
出てきたので、最終的には立位で移乗出来るようになり、
自信を持って排泄出来るようになった
(自立支援・介護負担の軽減・重度化の予防)
⑩ リウマチで立ちしゃがみが困難
⇒朝方の気温低下により、手足が痛くて便所まで
なかなか歩こうとしなかったが、室内のポータブルトイレまで
なら歩こうとする意欲が出てきた。
また、
便座高もポータブルトイレなら高めに設定して
膝関節への負担を減らすことが出来た
(自立支援・重度化の予防)
⑪ 半身麻痺で移動・移乗に介助が必要
⇒夜間はベッド上で衣服を脱着し、トランスファボード付きの
ポータブルトイレを利用して座位移乗することで
転倒の危険が減り、介助がなくても安全に排泄出来るようになった
(自立支援・重度化の予防)
⑫ 視力障害のため、一人で便所まで行けない
⇒家族を夜起こさなくても自分で排泄出来るようになったので、
家族に気兼ねせずによくなった
(介護負担の軽減)
⑬ 認知症で便所が分からなくなる
⇒ポータブルトイレをベッドサイドに置いて上蓋を閉めておくと、
トイレと認識できたので、失敗して家族に迷惑をかけなくなった
(自立支援・重度化の予防)
⑭ 床を移動しているので便器への移乗が困難
⇒ポータブルトイレの便座高を最も低くすると(約30~33cm)、
膝立ちによりトイレに上がれるようになったので、
介助がなくても自分で排泄でき、自信がついてきた
(自立支援・介護負担の軽減・重度化の予防)
なるほど
いろいろな問題点が改善へ向かっているんですね
次回、2【 住環境の問題とその効果 】についてへ続きます。